ザッパラスが急落、22年4月期は29.9%の営業減益を予想

株式

2021/6/16 13:27

 ザッパラス<3770.T>が急落。15日引け後の決算発表で、21年4月期の連結業績は大幅増収・増益を達成したが、22年4月期に大幅減益を見込んだことが嫌気された様子。株価は前日比98円安の490円まで値を下げている。

 21年4月期は、売上高47億9200万円(前期比26.5%増)、営業利益3億5600万円(同8.0倍)。メディア露出で注目度が高まった監修者(占い師)の占いコンテンツを中心に、積極的な広告宣伝費を投下し顧客獲得に注力したこと、占いフェスの開催などを通じ占いサービスの認知・注目度向上を図ってきたこと、などから占いサービスの売上が下期(20年11月-21年4月)も堅調な推移を見せ、4月23日に上方修正した数値を若干上回って着地した。

 続く22年4月期は、売上高49億円(前期比2.3%増)、営業利益2億5000万円(同29.9%減)を計画。引き続き占い関連サービスには堅調な推移を見込むが、中長期の持続的な成長を目指し、広告宣伝費の投下や新規サービスへの開発投資を積極的に進めていく方針。

 午後1時25分現在の株価は75円安の513円。

提供:モーニングスター社

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