島津製が急伸、アルツハイマー病の原因候補物質を測定する装置を発売

株式

2021/6/23 12:09

 島津製作所(島津製)<7701.T>が急伸し、一時120円高の4285円を付ける場面がみられた。同社は22日、「血中アミロイドペプチド測定システムAmyloid MS CL」(アミロイドMS CL)を発売したと発表、材料視された。

 アミロイドMS CLは、血中のアミロイドペプチド(アルツハイマー型認知症の特徴であるアミロイド斑の主要成分)を測定し、アミロイドβ(同疾患の原因と見られるたんぱく質)に関連するバイオマーカー値を提示する製品。同社では今後、「アミロイドMS CL」を用いて、社外の企業・研究機関のコホート研究に協力して、臨床的エビデンスを取得し、アルツハイマー病の早期診断が可能な医療機器の開発を目指す。

 前場終値は、前日比80円高の4245円。

提供:モーニングスター社

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