スマートバリューが一時急落、21年6月期業績予想の下方修正を嫌気

株式

2021/6/28 14:39

 スマートバリュー<9417.T>が急落。一時47円安の700円を付け24日の年初来安値735円を割り込んだ。前週末25日引け後、21年6月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 21年6月期業績予想で、売上高を47億7300万円から34億5500万円(前期比42.0%減)に引き下げ、営業赤字は8200万円から6億1100万円(前期は2億3900万円の赤字)に拡大する。デジタルガバメントセグメントで、第3四半期(1-3月)は過去最高の売上高、セグメント利益となったものの、モビリティー・サービスセグメントで、新型コロナウイルス感染症の流行で、法人商用車の利用が著しく鈍化したことが影響した。損益面では、売上高が計画に届かなかったことで、売上総利益も減少。全社的な体制の見直しを進めたものの、カバーすることができなかった。

 午後2時38分時点の株価は、前週末比21円安の726円。

提供:モーニングスター社

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