大有機化が大幅続落、上期決算発表で材料出尽くしに

株式

2021/7/2 13:53

 大阪有機化学工業<4187.T>が大幅続落した。1日に今11月期上期決算を発表し、通期の業績予想を据え置いたことから目先材料出尽くし感が強まった。

 上期の連結営業利益は28.4億円(前年同期比19%増)。5月に上方修正した数字(29億円)とほぼ同水準となった。通期の営業利益予想は58億円(前期比31%増)。下期については、自動車向けの化成品や半導体材料の電子材料事業の売上が小幅に上期から減少する見通しとしており、警戒感につながった可能性もある。

 株価はこの日、前日比9.5%安の3915円まで下落した。

提供:モーニングスター社

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