良品計画が急落、21年8月期第3四半期の決算発表をキッカケに売り優勢

株式

2021/7/5 14:57

 良品計画<7453.T>が急落し、一時121円安の2197円を付けている。前週末2日引け後、21年8月期第3四半期(20年9月-21年5月)の連結決算を発表。全体相場が軟調な展開となるなか、決算発表をキッカケに、売りが優勢となったもよう。

 第3四半期決算は、営業収益が3450億4900万円、営業利益が351億9700万円だった。前期は決算期末を2月末8月末に変更するため、6カ月の変則決算だったことから前年同期との比較はない。国内事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による、「巣ごもり需要」を追い風とする食品の売上増加や、日用品を価格改定したことで客数の増加が下支えとなり、衣服・雑貨の靴下や肌着、生活雑貨の収納用品や調理器具などが堅調に推移した。

 21年8月期業績予想は、営業収益4876億円、営業利益492億円を据え置き。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で70.8%、営業利益で71.5%となっている。

 午後2時56分時点の株価は、前週末比99円安の2219円。

提供:モーニングスター社

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