原油関連に買い先行、「OPECプラス」会合延期で減産縮小に不透明感

株式

2021/7/6 9:06

 INPEX<1605.T>やコスモエネルギーホールディングス<5021.T>など、原油関連株に買いが先行している。OPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの非加盟産油国からなる「OPECプラス」が再開予定だった5日の閣僚級会合を延期したことを受け、原油相場に上昇圧力が掛かっている。

 OPECプラスは構成国間で減産延長に関する折り合いがついていないもよう。次回の協議の日程は決まっていない。減産縮小への合意が長引く場合、原油の需給がタイト化するとの見方が強まっている。

 6日の東京株式市場ではコスモエネHが前日比2.3%高の2612円を付けたほか、INPEXも反発して1.8%高の857円まで上昇。このほか、ENEOSホールディングス<5020.T>、出光興産<5019.T>、富士石油<5017.T>なども買い優勢のスタートだ。

提供:モーニングスター社

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