キユーソー流通が急騰し年初来高値、21年11月期第2四半期の大幅な増益を好感

株式

2021/7/6 10:37

 キユーソー流通システム<9369.T>が急騰。前日比84円高の1799円を付け6月30日の年初来高値1777円を更新した。5日引け後、21年11月期第2四半期(20年12月-21年5月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第2四半期決算は、営業収益が867億2100万円(前年同期比1.9%増)、営業利益が15億7900万円(同70.4%増)だった。営業収益は、共同物流事業や専用物流事業で出荷物量減少が影響し減収だったが、関連事業でインドネシアのKIAT ANANDAグループ4社が連結範囲に加わったことから増収を確保。利益面では、適正料金の収受やコスト改善策が寄与した。

 21年11月期業績予想は、営業収益1760億円(前期比2.8%増)、営業利益38億円(同46.1%増)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で49.3%、営業利益で41.6%となっている。

 午前10時35分時点の株価は、前日比67円高の1782円。

提供:モーニングスター社

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