マツダが3日続落、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は1400円に引き上げ

株式

2021/7/7 16:15

 マツダ<7261.T>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では6日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1180円から1400円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を1400円に引き上げるとしている。「人員や生産能力の削減など、いわゆるリストラクチャリングに取り組んでいる訳ではないが、円安効果もあって業績は21年3月期を底にV字回復を遂げよう」とコメント。会社側は22年3月期約800億円、23年3月期約1000億円の連結営業利益目標を21年3月期第2四半期(20年7-9月)決算時に明らかにしていたものの、これにかなり近づける可能性が高まったと考えるとしている。

 23年3月期にはトヨタ自動車<7203.T>との米国新合弁工場で生産予定の新型SUVに加えて、下期からはLarge商品群のモデルが寄与し始める見通しで、積極的な電動車投入計画や2030年にEV販売構成比を25%に引き上げる計画にも注目としている。

 同証券では連結営業利益について、22年3月期700億円(前期比7.9倍、従来680億円、会社側計画は650億円)、23年3月期1030億円(従来1030億円)、24年3月期1310億円と試算している。

 7日の終値は、前日比34円安の1065円。

提供:モーニングスター社

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