イオンが急騰、第1四半期は黒字浮上、経常ベースで過去最高を更新

株式

2021/7/8 9:48

 イオン<8267.T>が急騰し、一時134.5円高の3055円を付けた。7日引け後に22年2月期第1四半期(21年3-5月)の連結決算を発表、黒字浮上となり、評価機運が高まった。

 第1四半期決算は、営業収益が2兆1532億1500万円(前年同期比3.7%増)、営業損益が391億8300万円の黒字(前年同期は125億5200万円の赤字)に転じた。GMS(総合スーパー)事業、総合金融事業、ディベロッパー事業、サービス・専門店事業の業績が大きく回復した。SM(スーパーマーケット)事業は、昨年の感染症防止対策商品や食品の需要急拡大の反動影響があったものの、コロナ下で拡大する内食需要に対応した品揃えの強化等により、コロナの影響がなかった20年2月期第1四半期(19年3-5月)の利益水準を大きく上回りました。結果として、19年2月期第1四半期(18年3-5月)に達成した過去最高実績に次ぐ水準にまで回復した。一方、経常利益は403億6500万円の黒字(前年同期は160億7200万円の赤字)を達成し、過去最高を更新した。

提供:モーニングスター社

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