Sansanが急落、21年5月期は一転減益見通し

株式

2021/7/8 10:18

 Sansan<4443.T>が急落し、一時890円安の8990円を付けた。7日引け後に21年5月期の連結業績予想を修正、営業利益ベースで前回発表のレンジ予想の下限値を下回り、一転して減益見通しを示し、嫌気された。

 21年5月期業績予想は、売上高が前回予想の157億6700万-163億200万円から161億8400万円(前期比21.1%増)に、営業利益は同7億5700万-10億1000万円から7億3600万円(同2.8%減)に見直された。売上高は、Sansan事業での新規契約の獲得等が堅調に推移したことから、期初公表したレンジの中央値を上回る見込みとなった。一方、利益面では、中長期的な売上高成長の実現に向けて、全社的な人材採用の強化や成長著しいクラウド請求書受領サービス「Bill One」における広告宣伝活動の強化等を進めたことから、前回のレンジ下限値をやや下回る見遠しとなった。

提供:モーニングスター社

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