中外薬、職域接種で温度管理の不備が判明し一部のワクチンを廃棄

株式

2021/7/9 15:39

 中外製薬<4519.T>は8日、同社で実施中の新型コロナウイルスワクチンの職域接種において、温度管理の不備により、一部のワクチンを廃棄せざるを得ない事態になったと発表した。

 同社によると、6日の午前11時30分頃、担当者がワクチン保管用ディープフリーザーを確認したところ、温度の異常が発見された。その後、電源アダプターの接続部が緩み、通電していなかったことが確認され、結果として、フリーザーの温度上昇により、モデルナ製ワクチン1600回分が使用不能となり、廃棄することを決定したという。

 9日の終値は、前日比91円安の4124円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ