東宝が急騰、22年2月期第1四半期の大幅増収増益を好感

株式

2021/7/14 14:08

 東宝<9602.T>が急騰。一時545円高の5100円を付け4月9日の年初来高値4765円を大幅に更新した。13日引け後、22年2月期第1四半期(21年3-5月)の連結決算を発表。大幅な増益で着地し、好感された。

 第1四半期決算は、営業収入が578億800万円(前年同期比75.1%増)、営業利益が105億1800万円(同3.8倍)だった。新型コロナウイルス感染症の拡大により、全国で休館を余儀なくされた前年同期からの反動で、大幅な増収増益となった。映画事業では、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「名探偵コナン 緋色の弾丸」などか好調だった。また、前期に公開した「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」のロングランも引き続き業績に寄与した。

 22年2月期業績予想は、営業収入2140億円(前期比11.5%増)、営業利益320億円(同42.6%増)を据え置いている。

 午後2時6分時点の株価は、前日比515円高の5070円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ