インタファクが急落で上場来安値更新、22年5月期の営業利益23.4%減見通しを嫌気

株式

2021/7/15 10:04

 インターファクトリー<4057.T>が急落し、一時241円安の1900円を付け、5月18日の上場来安値1994円を更新した。14日引け後、21年5月期単体決算と22年5月期業績予想を発表、今期は2ケタ減益見通しを示し、嫌気された。

 22年5月期業績予想は、売上高が25億7700万円(前期比18.7%増)、営業利益が1億5900万円(同23.4%減)と減益に転じる見通しだ。収益手段の多様化を図り、保守売上の継続的な拡大ならびに収益の向上を目指しているが、一方で、セキュリティー強化ならびにプラットホーム改善のため、エンジニアの増員および開リソースを確保することにより、売上原価が増加する見込み。また、プロダクトの認知拡大およびブランド力強化のため、広告費が増加することや、オフィスリニューアルの実施により、販売費一般管理費が増加する見込みで、利益を圧迫する。

 同時に発表された21年5月期決算は、売上高が21億7000万円(前期比18.6%増)、営業利益が2億800万円(同21.7%増)だった。

提供:モーニングスター社

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