日経平均は338円安、業種別値下がり率上位は鉱業、医薬品、精密など

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株式

2021/7/16 10:06

 16日午前10時時点の日経平均株価は前日比338円94銭安の2万7940円15銭。朝方は、15日の米国株式市場でハイテク株が下落した流れを受け、ハイテク株などに売りが先行した。21年8月期の連結営業利益予想を下方修正したファーストリテ<9983.T>の株価下落も指数に影響し、前場早々には2万7847円35銭(前日比431円74銭安)まで下落した。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念も引き続き重しとなった。一巡後は下げ幅を縮小し、一時2万8116円41銭(同162円68銭安)まで引き戻したが、買いは続かず、その後は上値の重い展開となっている。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1114、値下がり904。東証業種別株価指数では全33業種中、17業種が下落している。値下がり率上位業種は、鉱業、医薬品、精密など。値上がり率上位業種は、海運、鉄鋼、証券商品先物など。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)

・サーバーW<4434.T>

・Jリース<7187.T>

・三機サービス<6044.T>

・ヨシムラFH<2884.T>

・ベイカレント<6532.T>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)

・テラスカイ<3915.T>

・エーザイ<4523.T>

・三益半導<8155.T>

・RPAH<6572.T>

・日立造<7004.T>

提供:モーニングスター社

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