オンコリスBが急伸、新型コロナ治験製剤をスペラファーマに委託することで基本合意

株式

2021/7/20 13:33

 オンコリスバイオファーマ(オンコリスB)<4588.T>が急伸し、一時86円高の1358円を付けている。19日引け後、現在開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」について、治験薬製剤のGMP製造をスペラファーマ(大阪府大阪市)に委託することで基本合意したと発表、材料視された。

 同社によると、これまでに行われた「OBP-2011」の前臨床試験では、イギリス型やブラジル型などの新型コロナウイルスの変異株や、重症急性呼吸器症候群(SARS)および中東型呼吸器症候群(MERS)ウイルスに対しても効果が期待でき、かつ経口投与が可能であることも確認されたという。また、これまでの探索的な毒性試験において、安全性上問題となるような作用は確認されていないとしている。

 午後1時30分時点の株価は、前日比27円高の1299円。

提供:モーニングスター社

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