<米国株情報>GM、電気自動車「シボレー・ボルト」を再リコール―修理後発火で

株式

2021/7/26 10:42

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ<GM>は23日、17-19年型の電気自動車「シボレー・ボルト」の2回目のリコール(無償回収・修理)を行うことを明らかにした。

 20年11月に実施した1回目のリコールは充電池の製造工程でのミスが原因だった。この不具合を放置すると発火する恐れがあるとして、同社は6万8667台をリコールしたリコールのうち、大半の約5万1000台が米国で販売されたもの。高速道路交通安全局(NHTSA)は20年10月、シボレー・ボルトの充電池の不具合が原因と見られる3件の発火事例について調査を行い、最終的に8件の火災事例と2人の負傷が確認された。死者は出ていない。

 今回のリコールも同じ台数が対象となる。最初のリコールで不具合を修理したあと、少なくとも2件の発火事例が起きていた。1回目のリコールではシボレー・ボルトの所有者に対し、ソフト修正により充電率を100%にならないよう90%に抑える対策を講じていた。2回目のリコールでは充電池を無料で交換する。問題の充電池は韓国の総合化学メーカーLG化学によって16年5月から19年5月の3年間に製造された。19年型車の一部と20-21年型のシボレー・ボルトについては、充電池は不具合を起こしたものと種類が異なるため、リコールはしないという。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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