<米国株情報>エクソン、第2四半期は売上高2.1倍に黒字転換

株式

2021/8/2 10:39

 石油大手エクソンモービル<XOM>は7月30日、21年3月期第2四半期(4-6月)の決算を発表した。売上高は前年同期比2.1倍の677億4000万ドル、純利益は46億9000万ドル(前年同期は10億8000万ドルの赤字)、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は1.10ドル(0.26ドルの赤字)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 経済活動の再開で原油価格および需要が回復した。ただ、第2四半期における石油・天然ガスの生産量は、定期補修工事があった関係で石油換算では前年比2%減の日量360万バレルと、前年同期を下回った。

 部門別の利益は、川上の石油探鉱・生産事業部門が31億9000万ドル(前年同期は16億5000万ドルの赤字)、石油化学事業が前年同期比約5倍の23億2000万ドルとなった一方、川下の石油精製事業は、定期補修費用が想定以上に増加したため、2億3000万ドルの赤字(前年同期は9億8000万ドルの黒字)となった。

 決算はほぼ織り込み済みで、株価は前日比2.31%安の57.57ドルと3営業日ぶりに反落して引けた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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