フューチャーが急騰、21年12月期の連結業績予想の上方修正と配当の増額を好感

株式

2021/8/2 12:05

 フューチャー<4722.T>が急騰し、一時313円高の2147円を付ける場面がみられた。前週末7月30日引け後、21年12月期の連結業績予想の上方修正と配当の増額を明らかにし、買い人気を集めた。

 21年12月期業績予想で、売上高を475億円から485億円(前期比9.5%増)に、営業利益を71億5000万円から80億円(同52.8%増)に引き上げた。第2四半期(1-6月)において、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが加速し、多種多様な顧客からDX案件の受注が堅調に推移。足元での業績動向なども勘案し、業績予想の上方修正に進んだ。配当予想についても見直し、中間期配当は従来予想の21円から23円(前期実績20年)、期末も同21円から23円(同20円)に増額。年間配当は46円(同40円)となる見込み。

 21年12月期第2四半期(1-6月)決算は、売上高が231億1700万円(前年同期比4.4%増)、営業利益が37億4600万円(同15.7%増)だった。

 前場終値は、前週末比279円高の2113円。

提供:モーニングスター社

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