JCUが急騰、第1四半期決算で営業利益40.8%増、自己株式の取得・消却も好感

株式

2021/8/5 10:04

 JCU<4975.T>が急騰し、一時185円高の4155円を付けた。4日引け後に22年3月期第1四半期(21年4-6月)の連結決算を発表、大幅増益を達成するとともに、自己株式の取得・消却も明らかにし、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が55億1700万円(前年同期比12.1%増)、営業利益が19億4000万円(同40.8%増)となった。5G基地局、データセンター等のインフラ、高機能電子デバイス向けのプリント基板の需要が増加した。また半導体産業の力強い成長に伴い、半導体パッケージ基板の需要も好調に推移。加えて、自動車産業も回復し、主に中国、日本において自動車用需要も増加した。なお、上期同利益予想に対する進ちょく率は59.7%だった。

 一方、自己株式の取得では、取得株数上限で47万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.79%)、取得金額上限で15億円。取得期間は21年8月5日-22年3月31日。自己株式の消却については、上記により取得した自己株式の全数で、消却予定日は未定。自己株式の取得が完了し、消却予定日が決定した時点で改めて開示する。

提供:モーニングスター社

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