<11日の動意株>ブリヂスが続急伸し年初来高値、21年12月期の連結業績予想を上方修正

株式

2021/8/12 7:33

 ブリヂストン<5108.T>が続急伸。391円高の5270円を付け6月25日の年初来高値5229円を更新した。10日引け後、21年12月期の連結業績予想を上方修正、買い人気を集めた。

 21年12月期業績予想で、売上収益を3兆100億円から3兆3200億円(前期比18.3%増)に、調整後営業利益を2600億円から3600億円(同84.7%増)に引き上げた。新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せないなか、21年のグローバルタイヤ需要は19年に対して一定程度低い水準に留まるとみていたが、ワクチン接種の拡大などで同社が想定していた以上に回復傾向をみせたことなどを織り込んだ。また、従来から取り組んでいる収益改善策なども寄与した。

 21年12月期第2四半期(1-6月)の決算は、売上収益が1兆5687億8900万円(前年同期比24.2%増)、調整後営業利益が1761億7300万円(同4.7倍)だった。

 11日の終値は、前日比261円高の5140円。

提供:モーニングスター社

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