<今日の仮想通貨市況>コインベースの日本市場参入を好感

仮想通貨

2021/8/20 10:20

 20日午前10時15分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=516万8641円(過去24時間比4.46%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=35万3851円(同6.00%高)、カルダノ(ADA)は1ADA=265.3円(同12.11%高)など買い優勢となっている。

 19日、米コインベース・グローバル<COIN>の日本法人が日本国内市場に参入し、BTCを筆頭に、ETH、ビットコインキャッシュ(BCH)、ステラ(XLM)、ライトコイン(LTC)の5銘柄の取引を開始したと発表。資本提携先の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>の三菱UFJ銀行と連携し、暗号資産の購入が容易になるよう同行の預金者が即時入金可能なサービスを導入した。米暗号資産交換所大手と日本のメガバンクが即時入金・購入サービスで提携する初のケースとして注目を集めている。

 コインベースの一報を受け、主要暗号資産は19日日本時間で買い優勢の展開となり、その後の米国時間にコインベースの株価が軟地合いに反して一時前日比2.2%高と上昇したこともあり、主要暗号資産は一段高となった。

 このほか、SEC(米証券取引委員会)のゲンスラー委員長が米メディアのインタビューで、DeFi(分散型金融)にはSECの監督下に置かれる可能性のあるプロジェクトがあるとの見解を示したことが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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