三井E&SH、グループ会社が廃炉等の原子力分野向けデモルームに高耐放射線性ロボットを設置

株式

2021/8/27 15:57

 三井E&Sホールディングス<7003.T>グループの三井E&Sマシナリーは26日、廃炉等の原子力分野向け遠隔システムのソリューションサービスを目的としたデモルーム内に、狭隘部へのアクセスにも適した、器用な高耐放射線性ロボット「TELBOT」を新たに設置したと発表した。

 「TELBOT」は、集積線量1MGy(機器が耐えられる放射線の総量)の高い耐放射線性を保有し、原子炉内など放射線量の高いエリアでの長時間の作業が可能。駆動部は後方のドライブユニットに集約し、アーム部はトルクチューブとギヤのみで構成することにより、アーム内部にモータ、センサ、配線がなく、除染性に優れた滑らかでスリムな外形を実現、全ての軸が無限回転可能なため操作範囲が極めて広く、狭隘部へのアクセスにも適しているという。

 27日の終値は、前日比18円安の468円。

提供:モーニングスター社

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