30日の米国債券市場見通し=米債券を積極的には買いづらいか

債券

2021/8/30 16:05

予想レンジ:米長期債利回り 1.20%-1.40%

米債券を積極的には買いづらいか

 現地27日にジャクソンホール会議で講演したFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、年内のテーパリング開始が適当との見解を示したが、テーパリングは将来の利上げ時期を直接的に示唆するものではないとも指摘した。講演は市場の予想に沿った内容と認識され、米債券は買い戻されて27日の米10年債利回りは1.31%に低下した。

 30日東京時間の米10年債利回りは1.30%。パウエル議長の会見は、7月のFOMC(米連邦公開市場委員会)に沿った内容であり、年内のテーパリングの可能性は示すが、具体的な時期などの指摘はなかった。しかし、それでも米債券を積極的には買いづらいか。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ