<米国株情報>ズームは急落、第3四半期の業績見通しが市場予想を下回る

株式

2021/8/31 10:37

 ウエブ会議サービス大手ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が30日の時間外取引で、日中終値比12.22%安の305.05ドルと急落した。同日引け後に22年1月期第2四半期(21年5-7月)の決算を発表したが、同時に発表した第3四半期(21年8-10月)の見通しが市場予想を下回ったことが嫌気されたようだ。

 第2四半期の売上高は前年同期比54%増の10億21500万ドル、純利益は同71%増の3億1700万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同48%増の1.36ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染症の拡大を背景にしたリモートワークの普及が引き続き売上に貢献した。

 第3四半期は、売上高を10億1500万-10億2000万ドル、調整後EPSを1.07-1.08ドルと予想し、売上高は市場予想とほぼ一致したものの、同EPSは市場予想を下回った。

 通期見通しは、売上高を40億0500万-40億1500万ドル(従来予想39億7500万-39億9000万ドル)、調整後EPSを4.75-4.79ドル(同4.56-4.61ドル)に、それぞれ上方修正。売上高は市場予想とほぼ一致したが、EPSは市場予想をやや上回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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