明日の日本株の読み筋=もみ合いが続きそう

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2021/9/2 16:32

 3日の東京株式市場は、もみ合いが続きそうだ。堅調な地合いのなか日経平均株価は、上値を試す場面も想定されるが、現地3日には、8月米雇用統計の発表を控えることや、来週6日はレーバーデーの祝日で3連休となることもあり、積極的な売買は手掛けづらいとみられる。模様眺めムードが強まりそうで、弱含む展開にも注意したい。市場では「基本的に雇用統計待ち」(中堅証券)との声が聞かれた。堅調な地合いが続いていることから「海外動向に影響を受けづらい銘柄への個別物色が中心になりそう」(他の中堅証券)との見方があった。

 2日の日経平均株価は、前日比92円49銭高の2万8543円51銭と4日続伸して取引を終えた。終値ベースでは7月14日(2万8608円49銭)以来、1カ月半ぶりに2万8500円に乗せた。東京証券取引所が引け後に発表した、8月第4週(23-27日)投資部門別売買状況によると、金額ベースで海外投資家は45億円の売り越しで、2週連続で売り越しとなった。

提供:モーニングスター社

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