今晩のNY株の読み筋=米8月雇用統計に注目

株式

2021/9/3 17:10

 3日の米国株式市場は、米8月雇用統計が焦点となる。

 市場では、緩和的な政策が継続するとの見方に傾いているが、仮に米8月雇用統計が強い結果となれば、こうした見方が後退、テーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)の早期開始などが意識され、米国株の重しになるとみられる。一方、弱い結果となった場合は、緩和的な政策が継続されるとの見方から株価の下押しにはつながりにくそうだ。また、週明け6日はレイバーデーの祝日で証券市場が休場となる。雇用統計が市場予想並みであれば、結果を待っていた筋が、3連休入り前に買い進む可能性がある。

<主な米経済指標・イベント>

8月雇用統計、8月ISM非製造業景況指数

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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