東エレデバが急騰、2年3月期第2四半期と通期の業績予想を上方修正と中間配増で買い人気

株式

2021/9/7 14:16

 東京エレクトロンデバイス(東エレデバ)<2760.T>が急騰し、一時600円高の6410円を付けている。6日引け後、22年3月期第2四半期(21年4-9月)と通期の連結業績予想の上方修正と、中間期配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高を720億円から810億円(前年同期比30.9%増)に、経常利益を15億円から20億円(同58.6%増)に引き上げた。通期予想では、売上高を1540億円から1630億円(前期比13.8%増)に、経常利益を51億円から56億円(同21.1%増)に増額した。データ通信量の増大などを背景とした世界的な半導体需要の拡大が続くなか、同社グループでも半導体および電子デバイス事業において、産業機器向けや車載向けをはじめとする幅広い分野で半導体製品の販売が好調に推移していることを織り込んだ。

 配当予想は、中間期については従来予想の80円から95円(前期実績40円)に増額し、期末は95円(同85円)を据え置いた。年間配当は190円(同125円)となる見込み。

 午後2時12分時点の株価は、前日比520円高の6330円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ