アスカネットが急伸、22年4月期第1四半期決算の損益黒字転換を材料視

株式

2021/9/7 14:37

 アスカネット<2438.T>が反発し、一時27円高の895円を付けている。6日引け後、22年4月期第1四半期(21年5-7月)の単体決算を発表。損益が黒字に転換し、材料視された。

 第1四半期決算は、売上高が14億6600万円(前年同期比16.4%増)、営業損益は4200万円の黒字(前年同期は4000万円の赤字)に転換した。フューネラル事業は、新型コロナウイルス感染症拡大で葬儀の小型化が進んでいるものの、前年同期に比べると葬儀の施行自体は回復。フォトブック事業は、ウエディング向け写真集は依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響を強く受けているものの、一定の回復傾向にあるほか、スタジオ向け写真集は堅調に推移した。空中ディスプレイ事業は、ガラス製ASKA3Dプレートの販売が増加した。損益面では、フューネラル事業とフォトブック事業が増益を確保し、空中ディスプレイ事業の赤字を吸収した。

 22年4月期業績予想は、売上高62億7000万円(前期比8.6%増)、営業利益2億8500万円(同2.7%増)を据え置いている。

 午後2時35分時点の株価は、前日比26円高の894円。

提供:モーニングスター社

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