<今日の仮想通貨市況>中国恒大集団のデフォルト懸念受け、上値の重い展開に

仮想通貨

2021/9/17 11:11

 17日午前11時5分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=527万7594円(過去24時間比0.62%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=39万4079円(同0.44%高)、カルダノ(ADA)は1ADA=266.9円(同0.30%安)などとなっている。

 16日、中国の不動産大手・中国恒大集団への巨額の債務不履行(デフォルト)リスクへの警戒感が高まり、上海と香港をはじめアジア 株式市場が大幅安。欧米時間に移ってもリスクオフムードがくすぶり、BTCをはじめ主要暗号資産は上値の重い展開となった。

 一方、SBIホールディングス<8473.T>傘下の暗号資産交換・取引所SBI VCトレードが16日、時価総額8位のポルカドット(DOT)と同14位のチェーンリンク(LINK)の取扱いを開始したと発表した。DOTは取引所として日本初、LINKは販売所・交換所含め日本では初の取扱いとなる。DOTは17日午前11時5分現在1.78%高と堅調に推移している。

 このほか、米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングス<AMC>が年末までにBTCをはじめ、ETH、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)を決済通貨として受け入れる計画を明らかにしたことや、米決済大手マスターカード<MA>が初のNFT(非代替性トークン)を発行したことなどが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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