<今日の仮想通貨市況>中国恒大集団の経営難への懸念とFOMC控え、売り優勢

仮想通貨

2021/9/22 9:44

 22日午前9時40分現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=447万8323円(過去24時間比0.74%安)、イーサリアム(ETH)が1ETH=30万3272円(同3.65%安)など売り優勢となっている。

 21日は、中国の不動産大手・中国恒大集団の巨額の債務不履行(デフォルト)への懸念が高まったほか、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を22日に控え、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)への警戒感も広がり、リスクオフムードの中で主要暗号資産は売り優勢の展開が続いた。

 ゲンスラーSEC(米証券取引委員会)委員長が、暗号資産のステーブルコインはカジノで賭けをする時に現金の代わりに使う「ポーカーチップのようだ」とし、規制や秩序の整備が遅れ、ギャンブルの域を脱していない暗号資産市場への懸念を表明したことや、米映画館チェーン大手AMCエンターテインメント・ホールディングス<AMC>がオンライン決済手段としてドージコイン(DOGE)を採用すべきかツイッター投票を実施したことなどが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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