日経平均は70円安、業種別値下がり率上位は海運、精密、電機など

国内市況

株式

2021/10/4 10:06

 4日午前10時時点の日経平均株価は前週末比70円30銭安の2万8700円77銭。朝方は、米製薬大手のメルクが開発中の新型コロナウイルス治療薬への期待感を背景に1日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。日経平均が前週末にかけて5日続落(合計1477円74銭安)した反動もあり、寄り付き直後には2万9046円06銭(前週末比274円99銭高)まで上昇した。ただ、買いは続かず、一巡後は株価指数先物売りを交えて下げに転じ、軟調に推移している。きょう発足の岸田新内閣への期待が薄れ、海外投資家の売りにつながっているのではとの見方も出ている。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1252、値下がり840。東証業種別株価指数では全33業種中、25業種が上昇している。値上がり率上位業種は、鉱業、空運、不動産など。値下がり率上位業種は、海運、精密、電機など。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)

・一家HD<7127.T>

・日本コークス<3315.T>

・一蔵<6186.T>

・パンパシI<7532.T>

・コシダカHD<2157.T>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)

・広済堂HD<7868.T>

・ミタチ産業<3321.T>

・明和産<8103.T>

・東エレデバ<2760.T>

・大有機化<4187.T>

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ