フジが一時急伸、22年2月期第2四半期の連結利益予想を上方修正し買い人気

株式

2021/10/4 13:22

 フジ<8278.T>が6日ぶりに反発し、一時62円高の2210円を付けている。前週末1日引け後、22年2月期第2四半期の連結利益予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、営業収益は1590億円から1581億2500万円(前年同期比2.4%増)に引き下げたものの、営業利益を30億円から33億500万円(同28.2%増)に増額した。営業収益は、度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令で、大型SC(ショッピングセンター)への休業要請や営業時間短縮要請の影響が想定以上だった。利益面では、商品管理の徹底と定着しつつある新しい生活様式への対応を進めたことで、売上総利益が増加したことが寄与した。

 通期業績予想については、収束が見通すことができない新型コロナウイルスの影響を考慮し、従来予想を据え置いている。

 午後1時20分時点の株価は、前週末比14円高の2162円。

提供:モーニングスター社

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