日立、「感性分析サービス」に「モラル分析」「意外性分析」を追加

株式

2021/10/8 15:57

 日立製作所(日立)<6501.T>は7日、AI(人工知能)を活用し、Twitterなどのテキストデータから企業や商品に対する反響を「感情」の観点で分析・可視化する「感性分析サービス」に、新たに「道徳」と「意外性」の観点で分析する「モラル分析」、「意外性分析」(特許出願中)の2つの機能を加えて強化し、Lumadaソリューションとして、同日から提供を開始したと発表した。

 「モラル分析」機能は、学術的に裏付けられた道徳基盤辞書にもとづき、東京工業大学の笹原研究室の助言をもとに開発し、嬉しさや驚き、不満などの顕在化された感情の背景にある道徳的な価値観を定量的に可視化。また、「意外性分析」機能は、同社独自のアルゴリズムを活用し、大量のデータに埋もれていた小さな反響の変化など意外な情報を抽出する。それにより、商品企画など攻めのマーケティングや、SNS炎上検知と対処など守りのマーケティングといった今後のビジネス活動の向上につなげることができるという。

 8日の終値は、前日比71円高の6344円。

提供:モーニングスター社

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