日ペイントHが急落、21年12月期の連結業績予想を下方修正

株式

2021/10/13 14:09

 日本ペイントホールディングス(日ペイントH)<4612.T>が急落。一時102円安の1078円を付け7日に付けた年初来安値1168円を割り込んだ。12日引け後、21年12月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 21年12月期業績予想で、売上収益を1兆100億円から1兆円(前期比28.0%増)に引き下げ、営業利益を1020億円から800億円(同7.9%減)とし、一転して減益となる見込み。主力事業である汎用塗料事業は、順調に推移。自動車用塗料事業は、半導体不足や新型コロナウイルスの影響に伴い自動車生産台数が各地域で想定を下回ったが、概ね想定通りとなる見込み。利益面では、国内外で原材料価格の高騰が続き、代替品の調達や販管費の見直しなどを進めたが、吸収することが難しい見込み。

 午後2時8分時点の株価は、前日比82円安の1098円。

提供:モーニングスター社

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