テノHDが急落、21年12月期の連結業績予想を下方修正し売り優勢に

株式

2021/10/20 11:09

 テノ.ホールディングス(テノHD)<7037.T>が急落し、一時87円安の851円を付けている。19日引け後、21年12月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 21年12月期業績予想で、売上高を120億円から114億円(前期比5.8%増)に、営業利益を6億2000万円から4億3300万円(同29.2%減)に引き下げ、一転して減益となる見込みとした。新型コロナの感染拡大で、在宅勤務の増加や育休延長および感染リスクへの不安による「預け控え」などで、受託保育事業における運営施設では、第3四半期(7-9月)以降稼働状況が減少。公的保育事業おける運営施設でも、入所児童数が同四半期以降において少ない人数で推移していることなどを織り込んだ。利益面では、売上原価および販管費の縮減に努めたものの、売上高減少による影響をカバーすることができない見込み。

 午前11時8分時点の株価は、前日比57円安の881円。

提供:モーニングスター社

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