<今日の仮想通貨市況>買い優勢、米金融大手2社が暗号資産サービス準備中と伝わる

仮想通貨

2021/10/26 10:03

 26日午前10時現在の主要暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=717万1730円(過去24時間比2.83%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=48万1662円(同2.96%高)など買い優勢となっている。

 25日、米大手銀行シティバンク<C>のジェーン・フレイザーCEO(最高経営責任者)が顧客向けに暗号資産サービスの提供を準備していると明らかにしたほか、米カード決済大手マスターカード<M>がニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社として知られるICE(インターコンチネンタル取引所)傘下のデジタル資産サービス企業「バックト」と提携して、マスターカードのネットワーク上で暗号資産サービスを提供するプラットフォームを準備していると報じられたことを好感し、主要暗号資産には資金流入の動きが強まっている。

 このほか、ビットコイン先物ETF(上場投資信託)の米国市場での上場が相次いだ流れから、市場では現物ETFの承認を期待する声が高まっているが、SEC(米証券取引委員会)のゲーリー・ゲンスラー委員長は25日、投資家保護のルールが整備されておらず、詐欺や価格操作などのリスクがある資産だと強調。現物ETFの承認は依然リスクが大きいとの認識を示したことが話題となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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