RSCが急騰、22年3月期第2四半期と通期の連結利益予想を上方修正し買い人気

株式

2021/10/26 11:06

 アール・エス・シー(RSC)<4664.T>が急騰し、一時76円高の584円を付けている。25日引け後、22年3月期第2四半期(21年4-9月)と通期の連結利益予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高は28億6900万円から27億3100万円(前年同期比10.0%減)に引き下げたものの、営業利益を2600万円から6700万円(同50.7%減)に増額。売上高は、新型コロナウィルス感染症における緊急事態宣言などの影響で、人材サービス事業部門におけるイベントプロモーション運営や東京2020オリンピック・パラリンピックなどの各種イベント案件が大幅に縮小されたことが響いた。利益面では、採用・教育コストや勤務体系の見直しなどの管理を徹底したことが奏功する。通期予想では、売上高を58億8000万円から56億5300万円(前期比4.8%減)に減額したが、営業利益を1億3700万円から1億4900万円(同26.2%減)に減益幅が縮小する。第2四半期までの業績推移に加え、足元での動向を織り込んだ。

 午前11時4分時点の株価は、前日比44円高の552円。

提供:モーニングスター社

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