任天堂が急伸、22年3月期連結利益を修正し減益幅が縮小へ

株式

2021/11/5 14:11

 任天堂<7974.T>が急伸し、一時1070円高の5万210円を付けている。4日引け後、22年3月期の連結利益予想を修正、減益幅が縮小するとし、好感された。

 22年3月期業績予想で、売上高は1兆6000億円(前期比9.0%減)を据え置いたが、経常利益を4800億円から5000億円(同26.4%減)に減益幅が縮小する。半導体部品などの供給不足によるスイッチハード生産への影響と、スイッチソフトの販売実績およびその後の状況を織り込んだ。また、業績の前提となる為替レートについて、1ユーロ=120円から125円に円安方向に見直した。ドルの前提レートは105円を据え置き。

 22年3月期第2四半期(21年4-9月)の決算は、売上高が6242億7200万円(前年同期比18.9%減)、経常利益が2362億8600万円(同20.6%減)だった。

 午後2時8分時点の株価は、前日比1060円高の5万200円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ