キリンHDが急落、21年12月期第3四半期決算は減収減益に

株式

2021/11/10 14:30

 キリンホールディングス(キリンHD)<2503.T>が急落し、一時121.5円安の1884.5円を付け、8月17日の年初来安値1915円を割り込んだ。9日引け後、21年12月期第3四半期(1-9月)の連結決算(IFRS)を発表。減収減益となり、嫌気された。

 第3四半期決算は、売上収益が1兆3265億4700万円(前年同期比2.4%減)、事業利益が1179億8800万円(同9.4%減)だった。キリンビールで、ビールの販売量が伸び悩み、販売促進費や広告費の増加が重しとなった。

 21年12月期業績予想は、売上収益1兆8700億円(前期比1.1%増)、事業利益1700億円(同21.9%増)を据え置いている。第3四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で70.9%、営業利益で69.4%となっている。

 午後2時27分時点の株価は、前日比117円安の1888.5円。

提供:モーニングスター社

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