FRONTEO、レビューツール「KIBIT・Automator」でデータの迅速な解析に成功

株式

2021/11/10 15:55

 FRONTEO<2158.T>は9日、米国におけるPL(製造物責任)国際訴訟案件の調査において、同社の独自開発AI(人工知能)「KIBIT」を搭載したレビューツール「KIBIT Automator」を顧客のデータ保管環境に接続して解析を行う相互接続機能を用い、迅速な文書レビューの実施に成功したと発表した。

 米国では、訴訟に際し、審理の前段階て相手方当事者に対し関連情報や資料の開示、証言録取などを行う証拠開示制度(ディスカバリ)が設けられている。文書レビューは、ディスカバリの中で関連情報を見つけるプロセスを指し、ディスカバリにかかる時間とコストの約7割を占めるとされている。同社は、AIを活用したeディスカバリ/デジタルフォレンジックプラットホーム「KIBIT Automator」を開発・提供し、ディスカバリ業務の効率化を支援する。

 10日の終値は、前日比246円高の3095円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ