今晩のNY株の読み筋=小売セクター決算、年末商戦に期待

株式

2021/11/18 16:26

 18日の米国株式市場は、前日に引き続き年末商戦に期待がかかる小売セクターから目が離せない展開となりそうだ。

 前日17日、ディスカウントストア大手のターゲットの8-10月期決算で粗利益率が想定を下回る結果となったことを受け、大幅安。一方、好決算を発表したホームセンターのロウズ、衣料小売のTJXなどが買われた。

 きょう18日は、百貨店のコールズ、メーシーズの決算発表がある。前日はいずれもターゲットの急落にツレ安となっただけに、好決算が出れば買いで反応するとみられる。ただ、メーシーズの17日終値(30.84ドル)は市場予想中央値(27ドル)を上回っており、利益確定売りが出る可能性もあるので気を付けたい。

<主な米経済指標・イベント>

11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、新規失業保険申請件数、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、エバンズ・シカゴ連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁に発言機会、北米3カ国首脳会議

コールズ、メーシーズ、アリババグループ、アプライド・マテリアルズ、インチュイトなどが決算発表予定

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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