<米国株情報>ズーム、第3四半期業績は堅調も今後の成長鈍化懸念で株価急落

株式

2021/11/24 10:31

 ウエブ会議サービス大手ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>が22日引け後に発表した22年1月期第3四半期(21年8-10月)の決算は、売上高が前年同期比35%増の10億5080万ドル、純利益が同71%増の3億4030万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同12%増の1.11ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 コロナ禍による巣ごもり需要やリモートワークの普及が収益に貢献しているが、ワクチン接種の進展などを背景に職場復帰が進んでおり、売上高の伸びは前四半期の54%増から鈍化した。

 第4四半期(21年11月-22年1月)については、売上高を10億5100万-10億5300万ドル、調整後EPSを1.06-1.07ドルとそれぞれ予想したが、同EPSは市場予想を下回った。

 決算を受けた23日のズームの株価は、今後の成長鈍化懸念などから売りが先行。一時19.18%安の195.80ドルまで売られ、52週安値を更新した。終値は14.71%安の206.64ドル。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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