<米国株情報>ベスト・バイ、第3四半期は増収増益に通期見通し引き上げも、先行きに不透明感

株式

2021/11/25 10:18

 家電小売大手ベスト・バイ<BBY>が23日寄り付き前に発表した22年1月期第3四半期(21年8-10月)の決算は、売上高が前年同期比0.58%増の119億1000万ドル、純利益が同28%増の4億9900万ドル、調整後の希薄化後1株当たり利益(EPS)は同1%増の2.08ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 既存店ベースの売上高(米国)は同2%増となったが、オンライン販売(米国)は同10%減と大きく落ち込んだ。

 第4四半期(21年11月-22年1月)は売上高を164億-169億ドルと予想。通期見通しは売上高を従来予想の510億-520億ドルから518億-523億ドルに上方修正した。既存店ベースの売上高も同9-11%増から10.5-11.5%増に引き上げている。

 ただ、サプライチェーン問題でコスト増が続くことに加え、アフター・コロナの消費動向が旅行や娯楽などサービスにシフトしているため、市場では業績の先行きを不安視する見方が目立った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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