米国株式市場:国内でオミクロン型感染者を確認し警戒感、NYダウ・ナスダック続落

株式

2021/12/2 7:46

 1日の米国株式は、続落した。NYダウが前日比461.68ドル安の3万4022.04ドル、ナスダック総合指数が同283.639ポイント安の1万5254.052ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億4414万株、ナスダック市場が61億8867万株だった。

 朝方は、前日に大幅反落した反動から買いが先行し、NYダウは一時上げ幅が520ドルを超える場面がみられた。ただ、CDC(米疾病対策センター)が、米国で初となる新型コロナウイルス変異株「オミクロン型」の感染者が確認されたと発表。米国内での感染拡大を警戒し、一転して下げに転じた。取引終了にかけて、リスク回避姿勢が強まり、下げ幅を拡大する格好となった。NYダウ採用銘柄では、セールスフォース・ドットコム<CRM>やボーイング<BA>、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>などが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比760円安の2万7420円だった。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ