<2日の動意株>富士通、医薬品に関する情報を直接閲覧可能とするクラウドサービスを提供開始

株式

2021/12/3 7:34

 富士通<6702.T>は2日、医療従事者が、電子カルテシステムを通じて、医薬品に関する適正使用情報などの様々な情報を直接閲覧可能とするクラウドサービス(以下、薬剤情報提供サービス)を、2日より日本国内で提供開始すると発表した。

 本サービスは、医薬品に関する添付文書などの基本文書や、主要な臨床成績などをまとめた専門性の高い文書などの医薬品に関する幅広い情報を同社のクラウド上に集約し、厚生労働省が定める、医療情報システムの安全管理に関するガイドラインに準拠したセキュリティーの高いネットワークを介して、電子カルテシステム上からアクセス可能とる。

 これにより、医療従事者は、診療現場で必要となる医薬品の情報を少ない負担で収集することが可能となり、安全で質の高い医療と患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上につなげることができる。また、製薬企業は、MR(医薬情報担当者)や会員制サイトなどを通じて医療従事者に提供してきた情報を本サービスで一括して提供可能となり、情報提供の効率化を実現するとしている。

 2日の終値は、前日比30円高の1万8955円。

提供:モーニングスター社

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