<米国株情報>GM、21年12月期の利益見通しを上方修正―EV用原料工場建設も発表

株式

2021/12/3 10:33

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ<GM>のポール・ジェイコブソンCFO(最高財務責任者)は1日、スイス金融大手クレディ・スイス主催の投資家向け会合に出席し、21年12月期の営業利益が約140億ドルになる見通しを明らかにした。10月27日の決算発表時は115億-135億ドルの上限に近づくと見込んでいた。

 在庫不足による販売価格の上昇や需要の強さに加え、半導体の供給が改善する見通し。22年12月期についても回復を見込んでいるとしたが、詳しい数値目標などは明らかにしていない。

 また、韓国化学大手ポスコ・ケミカルと共同で、電気自動車(EV)用充電池の主要原料であるCAM(正極性物質)生産工場を北米に建設することも明らかにした。新工場は24年から操業を開始し、オハイオ州ローズタウンとテネシー州スプリング・ヒルの充電池工場にCAMを供給する。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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