三井物産、オマーンで保有する既存ガス火力発電所から排出される二酸化炭素の回収・利活用事業の検証開始

株式

2021/12/24 16:00

 三井物産<8031.T>は23日、経済産業省資源エネルギー庁から「産油国石油精製技術等対策事業費補助金」の事業採択を受け、オマーンで保有する既存ガス火力発電所から排出される二酸化炭素の回収・利活用事業の検証を開始したと発表した。

 今回の検証は、同社が最大株主として出資参画するオマーン北部Ibriガス火力発電所、Sohar-3ガス火力発電所において、発電設備に二酸化炭素回収設備を設置し、回収した二酸化炭素を指定された地点へ輸送し活用する事業の検証を行う。二酸化炭素の需要先はガス田・油田鉱区保有者などを想定しており、ガスおよび原油の増進回収を計画している鉱区保有者と、オマーンの関係省庁・国営企業との対話を通じて検証を進める。

 24日の終値は、前日比16.5円安の2693円。

提供:モーニングスター社

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