ピックルスが続急落、第3四半期累計の営業利益は好進ちょくも通期予想を据え置き

株式

2021/12/28 13:30

 ピックルスコーポレーション<2925.T>が続急落。27日引け後の決算発表で、22年2月期第3四半期累計(21年3-11月)の連結営業利益が好進ちょくを示したが、通期予想を据え置いたことが嫌気された様子。株価は前日比118円安の1756円まで値を下げる場面があった。

 22年2月期第3四半期累計は、売上高349億2000万円(前年同期比0.8%減)、営業利益26億8700万円(同17.1%増)。売上高は、外出自粛に伴う巣ごもり需要により、家庭内での食事の増加や家飲みによる消費が続いていたが、新型コロナウイルスの感染者数が減少し、緊急事態宣言が解除されたことにより、巣ごもり需要が落ち着いたことなどで減収に。一方、営業利益は天候が比較的順調に推移し、原料価格が安定して推移したことや生産アイテムの集約継続による生産の効率化などで2ケタ増益となり、通期予想28億5000万円(前期比5.1%増)に対する進ちょく率は94.3%に達している。

 午後1時27分現在の株価は28円安の1846円。

提供:モーニングスター社

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