タカラBIO、オミクロン型検出試薬の出荷開始を予定より繰り上げ28日から開始

株式

2021/12/28 16:02

 タカラバイオ<4974.T>は27日、先ごろ販売を開始を発表した、新型コロナウイルスのオミクロン株に特徴的な「E484A」変異および「G339D」変異を検出するPCR試薬(オミクロン型検出試薬)の出荷開始を予定より繰り上げ28日から開始すると発表した。

 オミクロン型検出試薬に関し、数多くの発注や問い合わせがあり、同社では、最速で製造・出荷できるように努め、22年1月7日としていた出荷予定を早めることを決めた。また、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を持つ疑似ウイルスを遺伝子工学的に作製し、感染メカニズムやワクチンの効果などを研究する「Lenti-X SARS-CoV-2 Packaging Single Shots(Universal)」および関連製品も28日から販売開始するとした。

 28日の終値は、前日比10円安の2598円。

提供:モーニングスター社

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