【株式新聞・相場アンケート】「上値が重い銘柄・業種」は?

株式

2022/1/4 9:05

 株式新聞相場アンケートの「上値が重いと思われる銘柄もしくは業種」という質問の回答(複数可)で最も多かったのが、9票の海運だ。

 東証業種別指数「海運」は21年9月に1201.52ポイントを付け、20年末の319.99ポイントから3.8倍に跳ね上がった。世界的な物流の混乱を背景にコンテナ船などの運賃が急上昇した。足元でも根強い人気に支えられているものの、特需の反動への警戒が得票に結び付いたようだ。一方でアナリストの間では強気の見方が多く、強弱感が対立している。

 やはり大きく値上がりした半導体関連も、4票を集めた。東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>はコロナ・ショックを経て屈指の値がさ株と化しており、22年には上昇波動が一服するとみる向きがある。このほか、投資事業で中国リスクを抱えるソフトバンクグループ<9984.T>や、「巣ごもり関連」、「テレワーク関連」という回答が寄せられた。

―上値の重い銘柄・業種―

 海運           9票

 半導体          4票

 IT・ソフト       2票

 ソフバンG<9984.T>  2票

 ファストリテ<9983.T> 2票

 建設           2票

 銀行           2票

 自動車          2票

 小売           2票

 鉄鋼           1票

 総合商社         1票

 巣ごもり関連       1票

 東エレク<8035.T>   1票

 テレワーク関連      1票

 ベイカレント<6532.T> 1票

 空運           1票

 百貨店          1票

 電力・ガス        1票

 医薬品          1票

 ソフトバンク<9434.T> 1票

 楽天グループ<4755.T> 1票

 グロース株        1票

 食品           1票

 日用品          1票

提供:モーニングスター社

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